ダーティバルク…?
いったいどういう意味なんだい…?
こんな疑問に答えます。
☑この記事の内容
- ダーティバルクとは
- ダーティバルクのメリット
- ダーティバルクのデメリット
筋肉を発達させて身体を大きくしていくことをバルクアップと呼びますよね。
バルクアップについて勉強していく中で
『ダーティバルク』という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
名前だけでは、どういったものなのかよく分かりません。
簡単に言えば、バルクアップの為に行う食事方法の1つ。
今回は、このダーティバルクについてざっくりと易しい言葉で解説します。
メリット・デメリットについても触れますから、ぜひお役立てくださいませ。
では、いきましょう!
ダーティバルクとは
ダーティバルクがどういった食事方法なのか解説します。
ダーティ(dirty)は英語で「汚い」という意味。
そこからなんとなく連想できるかもしれませんね。
簡単に言えば
『何でも好きなものを食べて行うバルクアップ』のことです。
食事例としては
『ピザ』に『ラーメン』に『ハンバーガー』、
はたまた『コンビニのホットスナック』などなど…。
トレーニーが毛嫌いしそうな食品もお構いなしに食べていきます。
そうすることにより
- 一気に筋肉と脂肪を増やして増量
- 扱えるウェイト重量がUP
- 更に筋肉が発達し増量
こんな感じのループが出来上がります。
『とにかく早く身体を大きくしたい!』
そんな時にはダーティバルクを採用する方が多いですね。
ダーティバルクのメリット
ダーティバルクのメリットは大きく3つ。
- 食事制限によるストレスが無い
- 身体の変化が分かりやすい
- 細かな栄養管理が不要
それぞれ見ていきます。
食事制限によるストレスが無い
ダーティバルクでは好きなものを好きなだけ食べますので、食に関するストレスは殆どありません。
食に関する不満というのは非常に大きなもので、バルクアップでもダイエットでも挫折に繋がる要因の1つです。
また、精神的なストレスは筋肉の分解を促すホルモンを分泌させるとも言われています。
それらが無いというのは、筋肉を発達させる上で重要なメリットと言えるでしょう。
身体の変化が分かりやすい
ダーティバルクではカロリー摂取が多くなりやすいので、最初の内は身体がどんどん大きくなっていきます。
肉体の変化を実感できるというのは、モチベーション維持の面で非常に重要なポイント。
いつまでも同じような身体では、心が折れかねないですからね。
もちろんしばらく続ければ成長幅が小さくなりますが、最初にブーストを掛けられるのは大きいです。
細かな栄養管理が不要
ダーティバルクではとにかく好きなものを好きなだけ食べますから、食事管理とは対極にある方法だと言えます。
PFCバランスや細かいカロリー計算にストレスを感じてしまうという方は、この方法を採用する価値はあるでしょう。
無理に管理しようとして挫折してしまうよりは遥かにマシ。
マルチビタミンなどのサプリメントを併用するとなお良しです。
ダーティバルクのデメリット
ダーティバルクのデメリットは大きく2つ。
- 脂肪もたくさん付いてしまう
- 健康面に悪影響
それぞれ見ていきましょう。
脂肪もたくさん付いてしまう
この食事方法は一気に身体が大きくなりますが、
その分だけ脂肪もたくさん付いてしまうのが問題点。
増量期と減量期の振り幅が大きくなりますから、ダイエット中に筋肉が落ちる量も多くなってしまうんですね。
『ダーティバルクをして、減量期は脂肪だけを落とす』
こんなことが出来れば最高ですが、現実的ではありません。
減量時には筋肉も一緒に減ってしまうという事実はしっかり認識しておきましょう。
健康面に悪影響
いわゆるジャンクフードを多く食べがちなので、ぶっちゃけ健康面には悪影響。
サプリメントで誤魔化しながらやっても限界があります。
常にこの方法を採用していくのは非常に危険ですよ。
急いでバルクアップしたい時や、停滞期を打破したい時などに絞るべきでしょう。
ダーティバルクはポイントを絞って取り入れよう!
ダーティバルクは身体を大きくするのに効果的ですが、やはりデメリットも気になります。
常に取り入れていくのは健康面への悪影響が大きすぎるので、ポイントを絞って採用していきたいところですね。
上手に行うことで素晴らしいメリットも得られるはず。
頭を使いながら計画的にバルクアップをしていきましょう。