
筋トレの効果も上げてくれるって本当?
- ポージングの練習によって筋トレ効果が高まる理由
- マッスルコントロールが筋トレに与える影響
- ポージングを学べる動画を紹介
『ポージング』って知ってますか?
ボディビルやフィジークの選手がステージ上でとる定められたポーズのことです。
ボディビルダーをイメージしていただければ、おそらく思い浮かべたその人はポージングをしていることでしょう。
で、このポージング。
我々のようなコンテストに出ない一般トレーニーには無関係と思いますよね。
実は、そうでもないみたいなんです。
『ポージングを練習するのが筋肉を大きくする近道だ』
このようにおっしゃる方がいるんですよ。
しかも複数。
で、実際に僕もしばらく練習してみました。
最初は全くうまいこと出来ませんでしたが、2ヶ月ほど細々とね。
その頃にはある程度の形になってたと自負しております。
そして、思ったんです。
『あ、これマジだ』
それ以前と比べて、筋トレで狙った筋肉への効き方が全く違う。
もうめちゃくちゃ効く。
言われただけだと信じられないけど、実際にやってみると分かる。
そんなお話を、実際にポージングを練習してみた自分が語りたいと思います。
これは全トレーニーにも取り入れて欲しいところですね。
では、いきましょう!
ポージングの練習によって筋トレ効果が高まる理由
ポージングを練習することで、なぜ筋トレに好影響があるのか。
ポイントはズバリ、『マッスルコントロール』の存在です。
マッスルコントロールというのは、ここでは『筋肉を操る能力』のことを指して使います。
ポージングって、ぱっと見だとそこまで難しそうに見えませんよね。
見よう見真似で出来そうな感じがします。
でも実際はめちゃくちゃ難しいし奥が深くて、複数の筋肉をしっかりと意識・コントロールする必要があるんです。
ひとつのポーズで複数の筋肉を審査されますから、どれか1つでも力が抜けてはいけない。
その状態を数秒間キープするという、想像以上にシビアなものなんですよ。
そしてこのマッスルコントロールが筋トレにおいても超重要。
出来るのと出来ないのでは、筋肉の成長に雲泥の差が出てしまいます。
筋トレだけしている場合でも、長いこと続けているとその感覚は掴める日が来ます。
でもやっぱり長い時間が掛かるんですよね。
そこでポージングの練習を平行して行うことで、グングンその感覚が掴めていくはず。
詳しくは次のトピックで解説しますが、筋トレの効率を上げるために『マッスルコントロール』が重要であることは押さえておきましょう。
マッスルコントロールが筋トレに与える影響
では、マッスルコントロールの重要性を語ります。
筋トレ初心者の方でも分かるように、易しい言葉を用いていきますから安心してください。
といっても結論はシンプル。
マッスルコントロールを習得すると、筋トレの『効かせ方』が大きく変わるんですね。
効かせ方が上手くなると、筋肉への刺激が大きくなり、より成長を促せることに繋がるので超重要。
例えばですが、『ベンチプレス』を想像してみてください。
※ベンチプレスが分からない方は、下の動画をご覧ください
バーベルを上下に動かすという筋トレの基本種目ですよね。
これをしっかり大胸筋に効かせるにも、筋肉をしっかりコントロールすることが大切。
- バーベルを持ち上げる
- 大胸筋を収縮させて、結果としてバーベルが挙がる
↑皆さんがベンチプレスを行う時、意識レベルはどちらの感じに近いでしょうか。
この場合理想的なのは後者で、筋肉の動きをしっかり意識できています。
逆に前者の場合、動き自体はほとんど一緒なんですが、狙っていない筋肉もたくさん使われている可能性があります。
そうなると狙った筋肉は思うように刺激できないので、思うように成長してくれません。
『筋肉が収縮する⇒重りが動く』という流れが大切になります。
これを頭に、そして筋肉に刻み込んでください。
高重量で筋トレをしているのに、なかなか身体が変わらないという方。
もしかしたら筋肉の動きを意識できていないことが原因の1つかもしれません。
そんな時は筋トレ時に対象の筋肉を意識すること。
思い切って重量を落としてみるのも有効な手段となります。
そしてそれ以外の時間で、ぜひポージング練習を取り入れてみましょう。
ポージングは重りがない状態で筋肉を収縮させるので、より難易度が高くなります。
でもその分、ある程度習得できた時のマッスルコントロールレベルは格段に上がっているはずですよ。
今は素晴らしい時代で、YouTubeの動画なんかで勉強が可能。
次のトピックでボディビルやフィジークのポージング学習動画をご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ポージングを学べる動画を紹介
ポージングを勉強できるオススメ動画を貼っておきます。
とは言っても、やはり動画だけだと完全な習得は難しいです。
ある程度の習得レベルでも十分変わりますから、騙されたと思って実践してみてください。
ボディビルとフィジークはポーズが異なりますが、どちらもまた違った意識が必要。
両方練習しておくとなお良しですが難しい場合は、
よりトレーニングに近い動きを意識できるボディビルのポージングを学びましょう。
最初は意識するのが難しいと思いますので、ちょっとしたコツを伝授します。
それは『軽く筋肉痛の時にやってみる』です。
筋肉痛の時は、通常時よりも遥かに強烈に筋肉の形を意識できますよね。
『痛みを感じる=筋肉が収縮している状態』なので、比較的簡単に意識することが可能です。
逆にひどい筋肉痛の時は痛すぎて何もできないので、ほどよい状態の時に取り入れてみてください。
※ポージング動画の2つ目は筋トレ動画ですが、途中でポージングのポイントが挟まれます。
ぜひ通しで観てみてくださいね。
ボディビルのポージング
フィジークのポージング
まとめ:ポージングを練習して筋トレの効果を爆上げしよう!
ポージングの重要性を語ってみました。
簡単にまとめると、『マッスルコントロールを習得するためにポージングを練習しよう!』ということ。
そしてその結果として、筋トレの質も向上するというお話です。
独学でやる分にはお金も掛かりませんし。
最高ですよね。
まず間違いなく筋肉の成長レベルがグッと上がりますから、ぜひお家で一人の時にでも練習してみてください。